2014年7月4日金曜日

MOBIBカード オンラインで買えます

ブリュッセルに住んでいる人の中でも、某T社関連にお勤めの方はみなさん車通勤だと思います。自分はほぼメトロで通ってます。ブリュッセルのメトロはSTIBという会社がやっているんだけれど、このメトロやバスに乗るためのICカードにMOBIBカードというのがある。これがあれば、なんと、紙の10回 回数券を変な縦型のオレンジの機械に入れて出てくるのに5秒くらい待つとかそういうことなく、ピッと改札にタッチすれば通過できます!「え?それ普通じゃね?」って思う人も多いと思うけれど、これって欧州未開の国B国では普通じゃない

都心のメトロの駅で自動改札が付いたのは、本当にここ1〜2年の話。自動改札が無い時は、メトロの中でも物乞いがすごく多かった。改札がないもんだから、タダ乗りする人も多かった。


やっと普通のレベルになりつつあるブリュッセルのメトロ。このMOBIBカードがオンラインでも買えるので一応紹介しときます。前は大きめのメトロの駅にあるBOOTIKっていう窓口に行かなければ買えなかった。

買い方は以下のとおり。

STIB/MIVBのウェブサイトに行って、まずは必要に応じて表示言語を変える。ここで英語が選べるようになったのが本当に便利。フランス語とかオランダ語の世界に来ると、英語が使えることが本当にありがたく、安心感がある。ウェブサイト右上に”Login”というボタンがあるので、それをクリックすると”Create account”ボタンが出てくる。これをクリックして、とりあえずアカウントを作る。

アカウントを作ってログインすると、既にMOBIBカードを持っている人はそのカードをアカウントにリンクさせることが出来る。全くMOBIBを持っていないひと、新しいMOBIBカードを追加で買いたい人はカードを注文することも出来る。(MOBIBカード新規注文の場合は10営業日以内にカードが送られてくる)

カードをリンク、または注文すると、MyBOOTIKでチケットを購入することが出来る。
購入したチケットの情報は駅に置いてあるGOマーク付きの券売機にカードをかざしてカードにダウンロードする。(ダウンロード出来るようになるまでに2日間くらいかかる場合がある)

自動改札が無いのが普通だった数年前に比べるとずいぶん進化したもんですわ。

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2014年7月3日木曜日

ロンドンのラーメン屋 これはないわ

ヨーロッパのラーメン屋さんシリーズ。(シリーズだったのか?)

今回はロンドンに割と最近出来た麺屋Sasukeに行ってきた。
麺屋Sasukeは場所的にはピカデリーサーカスから徒歩で5分以内の場所にある。
ロンドン在住の日本人の中でも割と美味しいと評判ということなので、行ってきた。と言っても実は行く予定はもともとは無かった…。お客さんとのディナーがキャンセルになったので、金曜日の夜に淋しく1人でラーメンをすすったのです。

食べたのは味噌チャーシュー麺 12.40ポンド。これに味たまごと海苔が載る丸得というセットを1.00ポンドで追加。お値段的には…高いですね。こういう時はいつものことだけれど、円換算したら絶対にダメです。だって、今日のレートだったら2,315円ですよ、奥さん、味噌チャーシュー麺が…。ドルでもユーロでもポンドでも1通貨あたり100円で計算する方が精神衛生的にはGoodです。

ついでにアサヒの黒生と餃子も注文した。
この時点で前評判の高いラーメン屋に対する期待感がハンパない。

まず運ばれてきたのが餃子とビール。
ビールはまぁ、普通のアサヒの味です。(これもチェコで作っている)餃子は…んー。本当はここではノーコメントとするべきなのかもだけれど、まぁ、美味しくないですね。焼く時にうまく蒸し焼きに出来ていなくて皮が固い…。中身はきっとニラとかがあまりなくて工夫したのだろうけれど、キャベツかな?こっちの固いやつに(三角キャベツ使うか白菜つかってよ…)豚肉(?)ミンチを少々、あときっとニンニクが直接入ってます、大量に。これはないわ。油をたっぷりつかって焼いているに違いなく、お皿の上、餃子が置いてあった場所には油が残ります。ビールで流し込んだわ。

さて、次に本題の味噌チャーシュー麺がはこばれてきました。写真の通り、ダイナミックにチャーシューが載っています。麺が見えない…。チャーシューの3D盛り付けに効果を発揮しているのがチャーシューの下のモヤシ。麺はちょっと黄色めのたまご麺かな?きっと現地人向けなのか、スープの温度は低め、麺は短め。(ひょっとして冷めてのびてただけなのか…?)スープの味は…味噌です!味噌!もう味噌の味しか感じない。味噌。これはないわ。(既に2回目のこれわないわ)

け、け、毛が!!!
それでびっくりしたのが、チャーシューに豚の毛が生えていたこと!こんな毛の生えた肉は人生で数回しかない。(猪肉とかであえて毛根を残すものがある)ラーメン屋でこれに出会うとは思わなかった。まさかのチャーシュー全残ししました。これは絶対にないわ。ちょっとしたホラーやないかい。







はっきり言ってもう2度と行かない。ひょっとしたら醤油ラーメンを食べれば美味しかったのかもしれないけれど…。おかしいなぁ、三越ラーメンバーの移転先の店のはずなのにな。

ラーメンならすぐ近くの一点張りの方が普通で美味しい。(ムール貝のスープ)あと、ラーメン屋じゃないけれど、Kirazuのラーメンの方が断然美味しい。こないだ食べたKirazuのラーメンかなり美味しかった。Kirazuはまた紹介します。

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2014年7月2日水曜日

ベルギー人って意外に働き好きなの!?

意外とも思える結果をまとめたデータがあったので紹介。ベルギーの人材派遣会社Securexが発表したデータによると働くベルギー人の約66%の人は休暇中に職場から連絡があっても大丈夫なようにしていて、同僚などからの問い合わせに答えることが出来るようにしているとのことだった。割合は男性では75%と、女性の59%に比べて高かったらしい。(で、全体平均が66%?)

どういう会社を対象にした調査なのかがよく分からないけれど、最近ではこういうベルギー人も増えてきているということらしい。自分の会社に当てはめてみると「ほんまでっか?」ってなるけど…。だって平日でも5時過ぎたらきっかり連絡取れなくなるし、というか、4時台に普通に帰るし。仕事の内容にもよるのかも知れない。同じ営業チームのベルギー人やその他ヨーロッパ人は確かに休みの日でも休暇中でも1日に1回くらいは必ずメールを見ていて電話にもメールにも反応がある。対してオペレーションやそれに近い人たちは全然ダメ、ダメというか、ダメなわけじゃないんだろうけど答えは返って来ない。

このポストのタイトルの「働き好きなの?」については、多分そんなに働き好きではないけど、自分のポジションを守るためにやらないといけないことは、とりあえずやってますという感じのスタンスなんだろうな。

思ったけど、休暇中にも答えをくれるような人たちは普段も結構いつでも働いているイメージ。そういう意味でなんだかヨーロッパって働く人と働かない人の差が顕著。よく働く人はそれなりのポジションにいるようにも思える。

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2014年7月1日火曜日

交通違反取締り情報の共有で罰金(フランス)

今日はパリ出張に行ってきた。本当はThalysで行く予定だったけど、もはやヨーロッパ名物になったストライキの影響をモロに受けてブリュッセル・パリ間Thalys全面運休。(Brussels - Paris間)代替手段として飛行機で行こうかとも思ったけど、往復700ユーロかかる…これ、Lufthansaとかのセールなら日本までエコノミークラスで往復できる値段。なんで300kmしかないところの往復に700ユーロやねん。完全に足元見られてる。バスで行くという手段もあった。これは往復30ユーロ!安い!でも…ブリュッセル発午前2時…パリ着午前6時…。戻りはパリ発23時、ブリュッセル着3時…。これはないわ。というわけで、まぁ300kmちょいだし車で出かけることにしたわけです。(まぁせっかくなんで妻も連れて行きましたわ。仕事してる間、セールの始まったパリでお買い物、優雅ですわね奥様。)

フランスに車で行く場合はちょっと注意が必要。フランスはベルギーと違って高速道路に有料区間がある。有料だけあって道も綺麗だし、ETCみたいな機械もあって導入すれば支払いもノンストップ。ついついスピードが上がりがち。でもフランスはベルギーと交通ルールも違うから要注意。まずスピード取り締まりカメラ、こいつが5kmオーバーしたくらいでもパシャリ。しかもベルギーとフランスは取締情報を共有しているので、フランスで撮られたらベルギーに罰金を納める仕組み。更にフランスではGPS等を使って取締カメラの位置を教えたりすることが禁止されている。(前に「スピード違反しないように!」のエントリーで紹介したCoyoteは走っている国によって挙動をかえることでこれをうまく回避しているのでフランスでも合法)

最近フランスで、Facebookで取締情報を共有したFacebookグループのメンバー10人全員が送検されるということがあったらしい。まぁ友達に少し言うくらいならここまで大げさに取り締まられることもないだろうけど、実はこのグループ、メンバーが8,976人!そのグループで実際に取締情報をPostした10人が実際に取り締まられた。今でも取締情報のPostが続いている。まだ裁判の結果は出ていないけれど、有罪になれば免許の取消と、最大で1,500ユーロの罰金が科せられるという。Twitterとかしている人も多いと思うけれど、フランスを走る場合は注意したい。運転中はもちろんダメだけれど、同乗者がやっても罪に問われるかもしれない。

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2014年6月29日日曜日

ロンドンでオススメのホテル見付けた!

ロンドンは出張で月に2回くらい行くんだけど、とにかくホテルが無駄に高く困る

ロンドンは不動産バブル真っ只中とも言われていて、中国人投資家やロシアのマネーがかなり入っていると言われている。シティは今でも新しいビルの建設ラッシュ。しかもそも新築ビルの契約の8割近くが中国とロシアのマネーで支えられているんじゃないかとも言われている。(本当かどうか知らんけど。どおりでイギリスはアメリカとEUがロシア・ウクライナ問題でロシアに経済制裁を加えるという時にダンマリだったのたわけだ。)

で、この不動産バブルと関係あるかわからないけど、とにかく割高なイメージのあるロンドンのホテル。出張に行ってお客さんとご飯食べてその後寝るだけなのに、200ユーロとか普通に払う。ibisとかnovotelとかでもそれくらいかかるから本当にアホくさい。

急遽延泊することになってボーッとBooking.comを覗いていた時に見付けたのがDoubleTree by Hilton Hotel London - Tower of Londonだ。Tower Bridgeのすぐそばにあるこのホテル、仕事用としてはCityからも遠くないし、便利。タクシーで行けばお客さんのところにもすぐ行けるし、 undergroundでもTowe HillからCircle LineかDistrict LineでBankまでは1駅。観光用としても、Tower Bridgeからテムズ川沿に歩けばセントポールやミレニアムウォーク、テートモダンなんかにもすぐ行ける。ピカデリー周辺には若干アクセスが良くないけれど…。(Embankmentの工事が終わればCircle/District LineとBakerloo Lineの乗換えが復活するんだけど…)

ホテルの部屋はこんな感じ。今回は仕事なのでいちばん安い部屋。1人には十分。新しいし清潔感もある。各部屋にアイロンが備え付けなので、スーツのシワ伸ばしとかちょっとしたことにも便利。あとiMacが置かれていて自由に使える。ネットの速さも十分。80Mbpsくらいで繋がっていた。


いちばん安い部屋だったのでバスタブは無かったけれど、水周りもとても清潔感がある。今回は1泊180ユーロでした。

ロビーも広々していて、レセプションの人数も十分。チェックイン、チェックアウトもスムーズ。地上階にはカンタンなレストランもあって、夜に1人で簡単に食べたい人にもいいと思う。そこで食べられるものは、ほぼ同じ値段で部屋にも届けてくれる。(注文は部屋のiMacからもできる)

あとは、今回はいかなかったけど、12Fにスカイラウンジがあって、夏はテラスで飲むビールが気持ちいいはず。





Hiltonのちょっとお安めラインにしてはかなりいい。対抗馬としてはLiverpool StreetのAndaz(こちらはHyattのお安めライン)もあるけど、こっちはイマイチだったな…しかもお安めのはずなのに結構高いし…。Andazが高いのは日本も同じ。最近虎ノ門ヒルズに出来たAndazもなぜか無駄に高い。それを考えると、キャピトル東急とかは、あまり話題に出ないけどかなりイイと思う。

話はそれたけど、DoubleTree by Hilton Hotel London - Tower of Londonは結構オススメ。「ビジネスでも観光でもとりあえず寝られればいいけど、でもやっぱり寝るだけでもそれなりに綺麗なところがいい」というような人にはピッタリのホテル。

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2014年6月26日木曜日

オススメ手抜きタイカレー

「今日何食べたい?」「なんでもいい。」っていうやりとりに飽きた人、とりあえず日曜日のお昼ごはんに困ってる人、今日のエントリーはそんな人の為にあります。単身赴任の人でもカンタンです。

今日のオススメはCarrefourとかで買えるタイカレーのレトルトパック。(タイとかアジアとかちょっとエキゾチックな食材のコーナーに必ずあります)de SIAMというメーカーのタイカレー。Red、Green、Yellowがある。もうあんまり言うこと無いけど、本格的なタイっぽい味がするし、辛さも選べる。1パック2人前で2.5ユーロくらいとかなり安い。まぁちょっと少なめの量だから大人なら1人1パックでもOK。



作り方はカンタン、適当に入れたい野菜とか海老とかお肉とかをフライパンかT-falとかの鍋で炒める。そこにこのレトルトパックの中身を放り込むだけ。これが結構美味しい

お米も楽したいのであればUncle Ben’sのBasmatiを使えばいい。スーパーのパスタコーナーの横とかに置いてます。
小分けになっているものを買えば、パッケージから出して袋ごとお湯に投入して10分茹でればOK。10分たったらお湯から出して水切りをしたらもう食べられる。パッケージには10分くらいっていう説明があるけれど、自分はもうちょっとだけ長く茹でたほうが好き。(楽したい云々はさておき、このお米が逆にカレーに合うと思う)

日曜日のお昼とか、まぁご馳走の(!?)インスタントラーメンでもいいけれど、野菜とか鶏肉とかを入れてタイカレーにしてみるものいいですな。

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2014年6月24日火曜日

iPhone 6がもう売ってる…!?

AmazonでiPhone 6のモックアップがもう売ってました。
日本って凄い国だな。(中国から来たのかな)


【買物隊】新型iPhone
iPhone 6 モックアップ・展示用見本品 [並行輸入品]

面白いから買ってみようかな(笑)

iPhone 6のスペック(噂)、ベルギーでの買い方等はまた今度紹介します!


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EU駐在員調査の結果…実感と一致する?

Brussels-Europe Liaison Officeがブリュッセルに住む約9,000人の駐在員に対して実施したアンケート調査の結果があったので、ちょっと結果をピックアップしてみる。(調査の対象はEU圏の国からブリュッセルに来て駐在している人対象なので「あれ自分そんな調査受けてないけど?」ってのは当然の反応。)

ベルギー人的にはベルギー最高!だし、やっぱり自分の国が全てにおいて優れていると思っている。(自分の国だからね)ブリュッセルはヨーロッパの首都だと言っているし…普段から「え?」と思うことは少なくない。

調査に回答した人のうちの74%は「みんな自分たちのコミュニティの中だけで暮らしている」と答えている。更にベルギーに来て2年以内の人の中では、23%の人が「ベルギー人の友達がいない」と答えた。(10年経つとそういう人は6.6%になる)今回の調査はEU圏の国から来ている人が調査対象だったけど、日本の企業から派遣されている人たちにも同じことが言えそうな気がしている。日系企業で働いている現地採用のベルギー人と仕事上では少しは交流する機会があるけれど、一緒に飲みに行ったりする人はいないという人がほとんどな気がする。駐在員に付いてきている家族なんかは余計にそうだと思う。言葉の問題がある場合も多いし、仕方ない気もするけれど、せっかく海外で暮らしているのだからもう少し世界を広げたい気もする。

また、80%の人が「ブリュッセルは汚い」と答えている。調査を実施した側は緑も多いし綺麗な街と答えて欲しかったのだろうけれど、この「汚い」という結果は本当に住んでいる側の実感と一致している。AuderghemやStockelのような住宅街ではまだマシだけれど、街中はゴミであふれている。
上の写真のような国境を超えた物乞いも多いし、最近では夜間や週末はメトロも薄気味悪い感じがして、居心地が悪い。危険な感じがする。

色々いいところもあると思うけど、なんか住んでて切ないですね。
いいところも見つけながら暮らしていきたいけどね。

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2014年6月22日日曜日

終わらない工事、悪夢再来!

ブリュッセル名物といえば終わらない工事。工事現場を散らかしたまま延々と工事をしている。工事をしているというか、工事現場が延々とそこにある。不思議なのが工事で作業をしている人をあまり見かけないこと。本当に進んでるの?っていつも思ってる。メトロRogierの地上・地下、メトロArts-loiの駅、この辺は本当にもう何年やってるんだろう…知ってる限りでも4年くらいしてる。メトロSchumanもそう。ベルギー初のApple Storeが入ると言われているToison d’orだって…更地の期間長すぎ…。(昨日現場視察(?)したら壁や柱のコンクリートがスカスカだった…)作業のクオリティもやたら低い。

譲り合いを知らないから本当にカオス
そんな工事苦手のベルギーブリュッセル、今年もやります、毎年恒例の夏工事!
サンカントネール(Cinquantenaire)のトンネル!(6月30日今日から8月末まで2ヶ月間)
統計によると夏休みシーズンは他の時期に比べて市内の交通量が20%くらい少ないらしく、まぁ、工事の影響が一番少ない時期とも言えるけど…。影響が一番少ないと入ってもサンカントネールのトンネルが閉じると、モンゴメリーからシューマンまでカオスになることはみなさんご存知でしょう。(トヨタの皆さんは関係ないのか?)テルビューレンのWoluwe-St-Pierreのコミューン付近から怪しい感じになってきて、モンゴメリー手前から完全停止、シューマンまで酷い時で1時間半かかるという魔の渋滞。普通なら5分。

ここ
去年はなんで工事してたのかわからないけど、今年は防水工事をするとのこと。トンネル・サンカントネールを走るとサンカントネール公園の真ん中らへんで一度地上に出るところがあるけど、あの辺りを中心に防水工事が必要なんだって。真下に通っているメトロで雨漏りがひどいらしい。

日本だったらこれしきのことは1週間、長くても2週間あれば出来ると思うけど。

ちなみに市の中心からRue Belliard(ベイヤード通り)を通って東に走る方の、E40向きについては今回は通行止めにはならないらしい。(あのトンネルの途中でY字に分かれてる部分で、左のE40方面はOK、右のMontgomery方面はブロック)

もっと詳しくはBruxelles Mobilitéのサイトでどうぞ。


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2014年6月21日土曜日

【ブリュッセルグルメ】おっさんの店

今日は(今日も)ゆるい話題。ブリュッセルでオススメのレストランの紹介。

やきぎょーじゃ
今日は焼き餃子が食べられるお店、鴻運餐廳(Hong-Yun ホンユン)の紹介。なんともユルフワな名前(?)まぁ、紹介と言ってもブリュッセルに住んでいる日本人であれば、どこからともなく噂を聞いて行ったことがあるに違いない。ここは自分が勝手に「おっさんの店」と呼んでいる店で、店主のおっさんがなんともいい味を出している。友達の日本人に習ったという日本を巧みに操るおっさん、結構いい人。焼き餃子を頼むと「はい、やきぎょーじゃ」と言ってくれる。行くといつも厨房に一番近い水槽の横に案内される。(行き過ぎて金魚に名前をつけてしまった。水槽の中は厨房側のガラス際がやたら水流が速い。どうでもいい。)

こしょーえび
台湾系の中華料理の店なので、日本で食べ慣れた味がする。何食べてもだいたい美味しいけど、春巻きだけは微妙だ。なんか中身が何故かモヤシ!これ以外はだいたい美味しい。(2回言った)特に気に入っているのは焼き餃子、あと是非食べるべきなのは「胡椒海老」。中国語でなんて言えばいいのか分からないけど、おっさんが「こしょーえび」って言うから、もうそれでいいし、それで通じる。



土日は日本人のお客さんで一杯。ちょっと嫌気がするくらい。
平日は心配になるくらいお客さんがいない。本当に心配。潰れたら困る。
だからこれを読んだ人は頼むから土日じゃなくて平日に行ってあげてください。

ちなみにおっさんは接客しかしない。奥では奥さんが1人で料理を作っている。土日で人が多いとおっさんもおばちゃんもてんてこ舞い、本当にてんてこ舞い。一発目の注文でほしいもの全部言わないとかなり遅くなる。実は奥さんも日本語話す。娘は割と可愛い。

餃子は焼いていないやつを持ち帰ることも出来ます。

鴻運餐廳 Hong-Yun
Rue de la Vénerie 6, 1170 Watermael-Boitsfort
Tel: 02 673 26 24
12:00 - 14:30
18:30 - 22:30
定休日:月曜

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2014年6月20日金曜日

ベルギーのスーパー Delhaizeストライキの真相

ヨーロッパといえばストライキ。交通機関を始めとしてありとあらゆるサービス業がストライキをする。先週はみんな大好き(かどうか知らんけど)ベルギーのスーパーマーケット、Delhaizeもご多分に漏れずストしてました。

Delhaizeという会社は、ベルギーのCharleroiで1867年に作られた会社で、歴史は割と古い。ベルギー国内では、Delhaize、Red Market、AD Delhaize、City Delhaize、Proxy Delhaize、Shop'n Goなどなど色々なラインで店舗を展開している。ベルギーの他にはブルガリア、ルクセンブルク、ギリシア、ルーマニア、セルビアにも展開。北アメリカにもグループ企業があってスーパーを展開、更にインドネシアにも進出している。一方で、2007年にはチェコから撤退(約100店舗閉鎖)、2009年にはドイツから撤退等の歴史をたどっているらしい。

Carrefourよりも野菜とか割と良い物が売っているということで、好きな人は好きみたい。あとはDelhaizeのプライベートブランドのお肉がまぁまぁマシ。まぁ雰囲気も大きすぎないスーパーっていう感じで慣れれば買いやすいと思う。

そのDelhaizeがベルギー国内14店舗の閉鎖、2,500人のリストラを発表した。首切りにあわない残りの従業員も新しい雇用契約への移行を迫られ、給料の値下げが必至となった。(Delhaizeの給料はベルギー国内同業他社の15〜30%高いらしい)組合が最強のベルギー、即行スト。このストの影響でDelhaizeには既に数十万ユーロのインパクトがあったと言われていて、同業他社がDelhaizeの店舗の購入について打診しているという。

色々な結論は9月頃まで出ないということらしいけど、まぁ、ちょっと心配ですね。
何が心配って、別にDelhaizeがなくなってもいいんですけど、うちのマンションの家主がDelhaizeに勤めてるんですわ。家主がローンを払えなくなったら、多分ここから出ていかないといけない…。ちょっと面倒。(まぁ、ちょっと楽しみでもあるけど…次何処住もう?とか)

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2014年6月18日水曜日

スピード違反しないように!

高速脇のスピードカメラ
実は今日もE411飛ばしてルクセンブルクまで車で出張してきたんだけど、ベルギーの一般道、高速道路には日本と同じくスピード違反取り締まりカメラが設置されている。こいつが結構クセモノで、例えば、本当はいけないんだけど、日本であれば制限速度を結構超えていても撮影されることはあまりないけれど、ベルギーでは120km/hのところで130km/h出ていると結構普通にパシャリされる。反則金の金額は20km/hオーバーで80ユーロとか。ちなみにベルギーのスピードカメラは日本と違って通り過ぎた時に後ろから撮影するタイプ。プライバシーがどうだとか…。フランスは正面から来ます。

確かにこんなヤツだった
実は覆面パトカーに捕まったことがあるけど、その時は45km/hオーバーで175ユーロ払った。(あと5km/hで免停…)日本よりは全然安いけど、結構な金額。安全運転してください。しかし、こっちの覆面パトカーって反則金の支払いがその場で出来るんですね、しかもクレジットカードとかバンコンタクトで。便利ぃ〜!(罰金とか税金とかの回収だけは、やけに効率的)ちなみにベルギーの高速の覆面は殆ど黒のBMW 3シリーズらしい。(自分の時もそうだった)

それではまた次回!

ではちょっと素っ気ないので、仕事で車を使う人の必須アイテムを紹介しときます。ベルギー人ならだいたい知っているCOYOTEという機械。これは、日本でもお馴染みの取り締まりレーダー。スピードカメラとかがある手前で警告してくれる。

日本の取り締まりレーダーであれば、GPSで測った自車位置と事前に登録されているスピードカメラの位置を比べて接近したら警告してくれる。更に事前に登録されていない場所でも、スピード計測のレーダー照射を受けたら警告してくれるというハイブリッドシステムが殆ど。取締レーダーの位置情報はメーカーのウェブサイトからダウンロードして、それをSDカード経由等でデバイスに送り込むことで最新の情報を取り入れる方式が多い。

一方のCOYOTEもGPSで自車位置を測り、それと事前に記録されているスピードカメラの位置を比べることでカメラに接近すると教えてくれる。日本のレーダーと違うところは、メーカーのウェブサイトから最新のデータをダウンロードしたりは出来ないところ。だめじゃん!と思うかもしれないけれど、ダウンロードして更新する代わりに、COYOTE自体に無線通信機能が付いていて、自動で最新情報をダウンロードしてくれる。なんだ日本のより便利!その代わり年間144ユーロのフィーを払う。毎月12ユーロも払うのがバカらしいかもしれないけれど、ちょっと気を抜くと100ユーロくらいすぐに飛ぶので、まぁ、どう考えるかですね。そもそもそんなにスピードだしたらダメです。COYOTEのいいところは、COYOTE自体に通信機能(GPRS通信モジュールが入っていてヨーロッパ域内であれば通信出来る)が入っているので、最新のカメラデータが自動でダウンロードされる以外にも、例えば事故、故障車、渋滞等のリアルタイム情報を教えてくれるところ。渋滞を抜けるのに必要な時間なんかも分かる。あとは走っている道の制限速度、その時の走行速度を表示してくれる。走行速度が制限速度を超えている場合は、スピード表示画面のリングが赤色になる。(制限速度以下の場合は緑)また、道路の制限速度が変わった時にビープ音で知らせてくれたり、まぁ、安全運転する上で色々便利なアイテムといえる。

ちなみにこの「スピードカメラの位置を知らせる」という行為はベルギーでは違法とはされていないものの、フランスでは正確な位置を警告することは違法とされているらしい。なので、ベルギー国内で使っている場合は「○○m先 制限速度 ○○km/hのところにカメラがあるよ!」と言ってくれるけど、フランスに行くと「この先○kmのエリアに注意してね、制限速度は○○km/hね」としか言ってくれない。(それでも役立つけど)

Media MarktとかFnacで普通に売ってます。

分からないことがあったらメール下さい…open.alphageek@gmail.com

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2014年6月17日火曜日

ワールドカップサッカー ゴール判定の秘密兵器


Red Devilsと呼ばれるベルギーチーム
Now or Never」(いつやるの?今でしょ!…ではない)のスローガンが叫ばれ、今回が史上最強とベルギー国内で評価されるワールドカップ・サッカー、ベルギーチーム。ヨーロッパ各地のチームで活躍するスター選手が勢揃い。2006年の敗北以降、育成してきた有望選手たちがベルギーサッカーの新しい黄金期を築いている。(らしい…実はサッカー自体にはそんなに興味が無い…でも営業で話す程度には知っておかないと…)

サッカーといえばゴールしたかしてないかでモメることがよくある。ボールがゴールラインを割ったか、割っていないか。審判とモメた選手が退場になったりすることもあるし、試合後にサポーター同士が衝突することもある。前回の大会ではゴール判定に疑惑が残る試合もあった。

そんなか、FIFAが導入したのはドイツGoalControl GmbH社のゴール判定システム「GoalControl-4D」システム。このシステムは各ゴールをそれぞれ7台のカメラで撮影する。それぞれのカメラは500fpsで撮影が出来る仕組み。(1秒間に500コマ)この7台のカメラとホストコンピューターが光ファイバーで接続されており、ボールがゴールラインを割ったかどうかをリアルタイムで判定している。
ゴールした場合は、瞬時に主審の腕に付けられたスマートウォッチに「GOAL」の文字が出る仕組み。

このGoalControl-4Dは500fpsでボールの映像を撮影し、プレイバックに対応している。更に、撮影データからボールの正確な位置情報を割り出す。ここで割り出したデータを「GoalControl Replay」システムに連携することで、実際にカメラが撮影した以外の様々な角度から特定のタイミングのボールの位置を3D合成映像で表示することが出来る。

ちなみにこのGoalControl-4Dのお値段(設置費用)は200,000ユーロと言われている。更に1試合オペレーションするのに3,000ユーロかかる。超高級!


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