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2014年5月18日日曜日

ベルギーのAppStoreからアプリをダウンロードする方法(iTunes Storeの国を切り替えて使う方法)

ベルギーのPizza Hutアプリが
見つからない…
ベルギーと言わず海外に住んでいると、iPhoneやiPadのアプリがその国のAppStoreにしか出ていなくて困ることがある。例えばピザのデリバリー注文アプリ、鉄道会社のダイヤアプリ、銀行のモバイルバンキングアプリなんかがその例。ウェブサイトや街の広告なんかで「アプリありまっせ!」と書いているから、意気揚々とQRコードをスキャンしたりURLを入力したり、リンクをクリックしたもののAppStoreで「そんなアプリないです(ププッ」とつれなく言われてしまうことがしばしば。

例えばここベルギーでの例。「なんか今日ジャンキーなもの食べたいなぁ…」と思ってふとPizza Hutでピザのデリバリーを注文しようとした時、何やらウェブサイトを見るとiPhoneアプリがあるらしいことが書いてある。これがあれば、外出先から帰りのメトロの中で家につく少し前に注文したりも出来て便利…なはずだけど…。ベルギーのPizza HutのiPhoneアプリはベルギーのAppStoreにしか出ていない。

ベルギーに駐在している人の中には、日本でiPhoneを使っていた流れでこちらに来てもSIMフリーのiPhoneを買って使っている人も居ると思う。そういう場合はだいたい日本で使っていたApple IDを引き続き使うと思う。そうしないと昔買った音楽やアプリを買い直さないといけなくなる。IDが変わるとiCloudからの復元も出来ない。だからやっぱりみんな日本で使っていたApple IDを引き続き使う。ただしこの場合AppStoreは日本のAppStoreに接続されることになる。これがPizza Hutベルギーのアプリが見つからない原因。

ここではベルギー用のApple IDを新たに取得して日本のApple IDと切り替えて使う方法を紹介!ちなみにこの方法はどこの国でも使える。とにかくいろんな国のAppStoreを切り替えて使いたい場合に有効。Gmailのアドレス使い分けを使った方法でいってみる。

1. Storeからサインアウト

パソコンでiTunesを立ち上げる。普通は普段使っているApple IDでログインした状態になっているので、メニューから "Store"→"サインアウト" で、日本のAppStore(とiTunes Store)につながっている状態を解除する。正常にサインアウト出来ると、再生ボタンの下辺りに"サインイン"と表示される。


2. 国の切替

iTunesのホーム画面を一番下までスクロールすると国旗のアイコンがある。これをクリック。(日本の国旗を無理やり丸いアイコンにしているので国旗に見えない…なんか真ん中が赤い変なボタン…)




3. 国の選択

ここでベルギーを選択。(ベルギー以外にしたい場合はここでお目当ての国を選べばオツケイ)








4. 国切替の確認

国の切替が出来ると、その国のStoreのトップ画面が表示される。ちゃんと切り替わったがどうか不安な時はとりあえず一番下までスクロールして右下の国旗アイコンを確認。





5. お目当てのアプリを探してみる

適当にキーワード検索をしてみる。さっき日本のStoreにはなかったアプリがちゃんと見つかるはず。ここでは"pizza hut belgium"で試してみた。アプリが見つかったらアプリアイコンをクリックしてみる。どんなアプリでも良いけれど、ここではとりあえず無料アプリを選んでおく。有料アプリを選ぶとこの後のステップでベルギー発行のクレジットカード登録が必要になってしまう。(もうベルギーん住んでいるのだから別にベルギーのカードを登録すればいいんだけど、今度アメリカや他の国のStoreに登録したくなった時のために、同じ方法でいけるような方法を紹介)


6. アプリのインストールを試みる

とりあえず"Free"ボタンをクリックしてインストールを試みる。
(この時点でこのボタンをクリックしたからといっていきなりダウンロードが始まるわけではない。)





7. Apple IDの作成をはじめる

この時点ではまだiTunes Storeにログインしていないので、ログインをするかIDを作成するか聞いてくる。ここで"Apple IDを作成"をクリック。







8. 規約に同意

Terms & Conditionsを読んだらチェックボックスをONして"Agree"をクリック。









9. メールアドレス等の情報を入力

新しいベルギーのiTunes Storeに登録するメールアドレス、パスワード等を入力する。「Gmailアドレスのバリエーション」のエントリーで紹介した1つのGmailアドレスを複数の目的で使い分けるテクニック(プラス記号によるバリエーション)を駆使する。普段使っているGmailのアドレスの@の直前に、例えば"+be"等を付け加えることで、iTunes Storeには別のアドレスであるように認識させる。ただ、実際には"+be"が付いていても付いていなくても、"+be"無しのGmailアドレスにメールが届くことになる。ここで"+be"を使っているのは、単にベルギーの国コードがBEだから。"+appStoreBE"でもなんでも、自分が分かりやすければOK。

10. 他の情報を適当に入力

残りの情報を適当に入力して"Continue"ボタンをクリック。









11. 支払情報の入力

上の5のステップ有料アプリを選択してしまった場合は、ここでベルギー(選択した国)発行のクレジットカード登録が必要になってしまう。ただ、今回は無料のPizza Hutアプリを選んでいたので"None"というのが出てくる。"None"を選択し、支払い情報の入力をせずにIDを作成できる。
住所は適当に入力しておく。終わったら"Create Apple ID"をクリック。

12. メールアドレス確認

「確認メールを送ったよ」という画面が表示される。









13. メールの確認

メールアプリかブラウザでGmailを開いてAppleからのメールを確認する。
(登録にGmailを使わなかった場合は自分が使ったアドレス宛のメールが確認できるアプリを開く)
"Verify now"のリンクをクリックする。



14. メールアドレスとパスワードの確認

ベルギーのストアの登録に使ったアドレスとパスワードを入力したら"Verify Address"をクリック。






15. アドレス確認の完了

メールアドレスをパスワードが正しければ"Email address verified"(アドレス確認おっけー!)と表示されるので"Return to the Store"をクリック。





16. iTunesに戻る

ブラウザーの設定によっては「今からiTunes立ちあげるけどいい?」と聞かれるので、"アプリケーションの起動"をクリック。











17. iTunesの確認1

iTunesの画面が表示され、「あんたのIDもう使えるよ!」と表示されていたらOK。"Start shopping"をクリック。(右下の国アイコンがベルギーの国旗になっている)





18. iTunesの確認2

iTunesの画面上には、ベルギーのiTunes Store用に登録したメールアドレスが表示されている。これでパソコン上での操作は完了。








ここからはiPhoneでの作業

iPhoneで使っているApple IDを切り替えて、実際にiPhoneからベルギーのAppStoreに出ているアプリをダウンロードしてみる。

19. iTunes & AppStoreを開く

"設定"アプリを開き、少し画面を下にスクロールして"iTunes & AppStore"を開く。
















20. サインアウト

表示されているログイン中のApple IDをタップしてサインアウト。














21. ベルギー用のApple IDでサインイン


Apple IDとパスワードが空欄になった、サインアウト後の画面が表示されるので、ベルギー用に作ったApple IDとパスワードを入力してもう一度サインインする。「このApple IDはベルギーのストアでだけ有効でっせ。ほなベルギーのストアに切り替えますわ!」と言ってくるので"OK"をクリック。





22. アプリを探してダウンロード

ベルギーのAppStoreのトップ画面が表示されるので、目的の日本のAppStoreに無かったアプリを探してみる。ここでは"pizza hut belgium"で検索してみる。
すると、日本のAppStoreでは見つからなかったアプリが見つかったハズ。
これでダウンロード・インストールすれば使える。






さて、これで無事ベルギーのAppStoreのアプリがダウンロード出来たわけだけれど、目的のアプリをダウンロードしたらすぐにとりあえず元の日本のIDでサインインし直しておくことをおすすめする。自分はあくまでも日本のIDがメインなので、ベルギーのAppStoreにしかないアプリをダウンロードする為に臨時で使うIDで無用なダウンロードをしてしまわないようにしおく。
あと、普段日本のIDでサインインしたままだとベルギーのIDでダウンロードしたアプリのアップデートの通知がされない(と思う)ので、月に2-3回は適当にベルギーのIDでもサインインしてみてアップデートの確認をしておいた方がいい。

わからないことがあればメールください。

2014年5月7日水曜日

iTunes Matchについて考えてみた(ライセンスフィーの考え方が変わる?)

ここ数日Twitterをはじめネット上でiTunes Matchに関する阿鼻叫喚が散見された。多くの原因はセットアップが終わらないとかそういう感じ。自分も例外ではなく、本当にパトラッシュが何回も顔を舐めに来ました。もうダメかも…と思っていると何回かやり直すうちにセットアップが終わった。
本当に自分はいつからこんなに我慢強い人間になったのかと感心するくらいコンピューター系のことについては粘り強い。時間も忘れます。
だから、朝はぁスーパーツラァァィ!(アサヒスーパードライのCMの口調で)

さて、このiTunes Matchだけれど普通に色々説明を見ていると機能的な説明がたくさん。

  • 自分が持っている低ビットレートの古いファイルもApple側で256kbpsのAACファイルに変えてくれる!(yey!)
  • 一度iCloudにアップロードしてしまえばPCのストレージが壊れてもいつでもiCloudからDLして復旧できる!(yey!)
  • 複数のデバイスで共有して再生できる!(meh)

こういうメリットが表向きにはありそう。
でも世の中悪い人も多いようで、

  • ネットで適当に拾ってきたMP3も高音質に変えてくれる!(yey!?)
  • お金払ってないのにしめしめ!(yey!?)

みたいなことを考える人もいる。で、それについて正義感たっぷりで記事を書いている人たちの多分ほとんどはMP3とかタダでダウンロードして聞いた経験があったり、今でも聞き続けてたりするんだと思う。悪いことしたことなければ、悪い人の考えなんか分からないもの。

それはそうと、表だけ見てるとこんな感じなのだけれど、裏には実はライセンス料に関する秘密があるっぽい。ちょっと凄いモデルだなって思った。

iTunes MatchしてファイルがAppleの提供するAACファイルになった時点で、Appleの管理するライセンスの範囲に自動的に入る。つまり、上で書いた違法サイトとかからダウンロードしたファイルを持っている人がiTunes Matchした時点でAppleに払っている年額3,980円の中から権利者にライセンス料が支払われる仕組みになっているらしい。
「ちょっと音質いいファイルに変えてもらえる、ついでにバックアップもとってもらえる」ということをモチベーションにして、権利者にライセンス料を支払わせるモデルになっている。しかもプラットフォーム的に全てAppleの手中にある。Amazonで買ったファイルだってなんだって、Appleの手の内に入ることになる。このサービスを使い続ける限り、Appleは当然儲かるだろうし、今までは1ショットで終わっていたライセンス料が、例えば再生回数に応じてずっと権利者のもとに入るようになる。カラオケとかと同じ感じ。これ凄いわ。多分再生されなければライセンス料は払われない気がするので(完全に想像で物言ってる)、その分Apple丸儲け。
年払いプランしか無いのもAppleの戦略だと思う。ちょろっとファイルの変換だけやって解約っていうユーザーがいても、向こう1年分はすでに徴収済みというわけ。

ちなみにAppleのストレージってよく容量足りるよね…だって人がいっぱい来たら音楽ファイルがいっぱいアップロードされてストレージ満タンじゃん…。って一見思えるけど、これも実際は、Appleは楽曲のマスターファイルを持っていることになるので、誰がどの曲を持っているかさえ把握していれば、ダウンロード要求があった時にマスターからコピーしさえすればいい。必要なストレージはものすごく節約できることになる。
例えば、ある曲が100万枚のセールスを記録していて、この100万人がiCloudにこの曲をバックアップしたとする。1曲7.5MBのファイルを100万人がアップロードするわけだから、単純に保存すると7.5TB分のストレージが必要。でも、上の仕組みがあれば7.5MB分で済む。効率は100万倍。(iTunes Storeで取り扱いがある楽曲であればの話)

世の中本当に頭のいい人がおおいな。

2014年5月6日火曜日

iTunes Matchがストリーミングで使うデータ容量

そもそもiTunes Matchの最初のセットアップが終わらなくて、パトラッシュ…僕もう駄目かも…状態なわけだけど、iTunes MatchでiCloudに上げたデータをストリーミングで聞いた場合にどれくらいのデータ転送量になるか軽く計算。

想定:
  • 1曲の平均が4分くらい。
  • さらに通勤時間に聞く想定で、通勤時間が60分くらい。
  • 月に20日間まじめに会社に行く。
  • 最近疲れ気味の30歳過ぎ。(計算には関係ない)

iTunes Matchされた("iTunes Match"を動詞的に使った初めての日本人)AAC 256kbps 4分間の曲は1曲で 256kbps / 8 * 60sec * 4min / 1024 = 7.5MBくらいの容量がある。
通勤の60分間で何曲聞けるかというと 60 / 4 = 15曲。
では、通勤時間中に全曲ストリーミングで聞いたとして 7.5 * 15 = 112.5MB
往復で 112.5 * 2 = 225MB のダウンロードが発生することになりそう。

ただし、実際にはこの225MB分を分割してパケットに詰め込んで通信をする。パケットにはヘッダーもついているので、実際ダウンロードするデータ容量はもっと大きくなる。
本当は無視できないけれどヘッダーを無視したとしても、まじめに月に20日間通勤すれば 225 * 20 = 4,500MB = 4.5GB になる。

最近の日本のキャリアのプランとかよく分かっていないけれど、7GB/月になにやら壁がありそう。そうすると、7GBの64%をストリーミングで使い果たすことになる。これは色々問題がありそう。中川家やナイツの漫才動画も見ないといけないので本当に困る。電池も減るし。

まぁそもそもこんな使い方する人はいなさそうではあるけれど。
AppleTVとかで再生する人には良いのかもしれません。

ちなみに自分はiTunes MatchはiTunesライブラリーのバックアップ+ビットレートが高いファイルに置き換えてくれればラッキー程度にしか考えていません。