2014年7月1日火曜日

交通違反取締り情報の共有で罰金(フランス)

今日はパリ出張に行ってきた。本当はThalysで行く予定だったけど、もはやヨーロッパ名物になったストライキの影響をモロに受けてブリュッセル・パリ間Thalys全面運休。(Brussels - Paris間)代替手段として飛行機で行こうかとも思ったけど、往復700ユーロかかる…これ、Lufthansaとかのセールなら日本までエコノミークラスで往復できる値段。なんで300kmしかないところの往復に700ユーロやねん。完全に足元見られてる。バスで行くという手段もあった。これは往復30ユーロ!安い!でも…ブリュッセル発午前2時…パリ着午前6時…。戻りはパリ発23時、ブリュッセル着3時…。これはないわ。というわけで、まぁ300kmちょいだし車で出かけることにしたわけです。(まぁせっかくなんで妻も連れて行きましたわ。仕事してる間、セールの始まったパリでお買い物、優雅ですわね奥様。)

フランスに車で行く場合はちょっと注意が必要。フランスはベルギーと違って高速道路に有料区間がある。有料だけあって道も綺麗だし、ETCみたいな機械もあって導入すれば支払いもノンストップ。ついついスピードが上がりがち。でもフランスはベルギーと交通ルールも違うから要注意。まずスピード取り締まりカメラ、こいつが5kmオーバーしたくらいでもパシャリ。しかもベルギーとフランスは取締情報を共有しているので、フランスで撮られたらベルギーに罰金を納める仕組み。更にフランスではGPS等を使って取締カメラの位置を教えたりすることが禁止されている。(前に「スピード違反しないように!」のエントリーで紹介したCoyoteは走っている国によって挙動をかえることでこれをうまく回避しているのでフランスでも合法)

最近フランスで、Facebookで取締情報を共有したFacebookグループのメンバー10人全員が送検されるということがあったらしい。まぁ友達に少し言うくらいならここまで大げさに取り締まられることもないだろうけど、実はこのグループ、メンバーが8,976人!そのグループで実際に取締情報をPostした10人が実際に取り締まられた。今でも取締情報のPostが続いている。まだ裁判の結果は出ていないけれど、有罪になれば免許の取消と、最大で1,500ユーロの罰金が科せられるという。Twitterとかしている人も多いと思うけれど、フランスを走る場合は注意したい。運転中はもちろんダメだけれど、同乗者がやっても罪に問われるかもしれない。

↓ぽちっとなお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ

0 件のコメント:

コメントを投稿