今はグリーン車に乗っているけれど、シートもどっしりしてるし、広いし、静かだし、揺れも穏やかだし、綺麗だし、なんといっても安心感がある。清潔感は本当にありがたい。前にリアルスコープハイパーで新幹線掃除チームが出てたけど、あれ、本当に凄いと思う。あの動きはヨーロッパ人では出来ない。普段出張でよく使うユーロスターは…汚いし、たまに怖い感じで揺れる…。あと、すぐに故障して止まる。
(話がそれた)
さて、日本で新幹線に乗る時は毎回エクスプレスカードを使ってチケットをオンライン予約。乗るときも改札にカードをかざせばOK。列車出発前なら何回でも変更できる。日本の新幹線は超便利。出張でよくブリュッセルからユーロスターに乗るけれど、さすがにここまで便利ではない。オンラインで予約は出来るけど、紙のチケットを印刷して乗らないといけない。そしてまたこのチケットの2次元バーコードを読む改札機の反応がめちゃくちゃ悪い。コードをリーダーにかざして読むのに10秒くらいかかる。改札で10秒間待つイライラ感と言ったらハンパない。新幹線のはもちろん一瞬。
昔はJR東海エクスプレスカードを使うしか新幹線にIC乗車することは出来なかったけど、数年前からプラスEXというサービスがあって、別にJR東海エクスプレスカードを作らなくても、手持ちのクレジットカードに機能を追加することができる。 (追加でそれ用のカードが来る)
エクスプレス予約もそうだけどこのあたりのサービスはクレジットカードが絡むので、ホントは非居住者では利用できないのかもしれないので要注意。個人的にプラスEXに望む機能としては、外国で発行されたクレジットカードでもこれが出来るようにして欲しい。(もともと居住者向けのサービスだから無理だと思うけど。)
「居住者向けのサービス」、なんかこの言葉に尽きるのかも知れない。
さっき散々文句書いたユーロスターのチケットだけれど便利なところもある。例えば旅行者がちょっとユーロスターに乗りたいと思った場合、WEBで予約できるし、どこの国のクレジットカードでも支払いが出来る。WEBで表示されるチケットを印刷しておけば、それで乗車ができる。対して日本の新幹線は本当に国外からの旅行者にやさしくない。微妙なUIのサイトで予約して窓口で切符を受け取らないといけない…。言葉の分からない国に行く人にとってだいぶ不安な仕様。英語の表示も増えてきたとは言え、なんかまだまだな感じがする。やっぱりまだまだ日本は色々内向きの社会なのかもな?と思ってしまう。うち向けにはハイスペックな仕様なんだけど、外から見るとあんまり使えない。
N700系以降の新幹線にはWi-Fi経由のインターネット接続サービスが提供されている。いいじゃん!と思いきや、これ、Wi-Fiサービス提供会社に事前に登録していないといかないとか。(docomo、SoftBank、NTT Com、UQ Comなどなど)要は先にお金払ってないといけない。こんなサービスに申し込んでいるような人は、列車無線を使ったこんな遅いWi-Fi使わずにみんなケータイでネットしたり、Laptopだってスマフォのテザリングでネットに繋いだりしているだろう…。新幹線に乗って2時間とか移動する外国人観光客が到着先の観光スポットを検索したり…そういうふうには使えない。コンセントもせっかくあるんだけど、思いっきりAタイプだけであと1歩な感じ。
でもジャパンレールパスとかみんな使ってるよね?
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