2014年5月20日火曜日

French Fries(フライドポテト)の本当の由来 ― アメリカ人が勘違いしたんじゃない

みんな大好きフライドポテト。このフライドポテトという言葉は実は和製英語、知ってました?国によって色々呼び方があるみたいで、詳しくは以下の通り。
イギリス英語Chips
アメリカ英語French fries
ベルギーFritz (フリッツ)
フランスFrites (フリット)
それで、そもそもの発祥の地はどこかと言うと、(諸説あるものの)ここベルギーが発祥の地だと言われている。ベルギー発祥なのになんで"French fries"なのか。なんだかフランスの食べ物みたい。日本人の多くはこんなこと多分気にしていないようだけれど、なんでも自分の国のことが大好きなベルギー人にとって、これは大問題。

で、一般的に言われていてベルギーを訪れる観光客の多くが受ける説明は以下の説。

第一次大戦中に、アメリカ兵がこの料理に初めて出会った時、作っていたベルギー人がフランス語を話した。アメリカ兵はこのベルギー人をフランス人と勘違いし、その後"French fries"として広まった。

これ、実は違うんです。
みんなこれ信じているけど、違う(っぽい)。

Fritz屋 Taboraのおっさん
名前の由来の真相に入る前に、そもそもこのジャガイモを細く切って揚げて食べるという食べ方がどこから始まったかというと、それは古くベルギー南部の村から。
Namur(ナミュール)、Andenne(アンダンヌ)、Dinant(ディナン)このあたりの人々は、昔から河で小魚を釣って油で揚げて食べていた。冬になると河が凍ってしまい釣りができなくなった。そこで村人たちは魚の代わりにジャガイモを小魚と同じような形に切って揚げて食べた。これがジャガイモを細く切って揚げて食べる習慣のはじまりと言われている。

で、何故Frenchなの?というところについては英語の辞書にその手がかりがある。"French"という単語は普通は「フランス(人,風,語)の」という形容詞や「フランス人、フランス国民」という名詞なんかが一般的。もう少し詳しい、古い意味も載っている辞書を引くと、実は動詞としての意味も載っている。

french verb
transitive verb
to cut in thin lengthwise strips before cooking
(Merriam-Webster Dictionaryより)

つまりfrenchという言葉自体に細長く切るという意味があるんです。
だから別にアメリカ人がベルギー人のことをフランス人と勘違いしたからとかそういうのではなく、ジャガイモを細長く切る行為そのものがFrench。

今回は「5へ~」は言ったと思う。(古いな!)

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